転職に悩んだら読みたい本【転職の思考法/北野唯我】

はじめての転職がなぜ怖いのか?

それは今までに一度も経験したことがないからです。

そして、考えてしまいます。

「転職して失敗したらどうしよう」

「本当に生活していけるのだろうか」

今回はそんな時に参考になる書籍を紹介します。

その本とは、『転職の思考法/北野唯我』です。

この本は転職を考えている方や今のまま働くことに疑問を持っている方に読んでもらいたい本です。

この本を読んで欲しい方
  • 転職を考えている方
  • 今のまま働くことに疑問を持っている方

転職に悩んだら読みたい本【転職の思考法/北野唯我】

何でこの本を読んだかと言うと、僕自身が転職を考えているからです。

そして、アマゾンでの評価もすごく高いです。正直、ヤラセかなと思ったのですが読んでみて高評価が多い理由が分かりました。

まず、1つ目はこの本が物語形式になっているので読みやすいことです。そして、2つ目は物語になっているので登場人物の会話部が名言に聞こえるからです。

普通のビジネス本として書かれていたら、こんなに高評価はつかないのかなと感じてしまいました。けれど、物語自体は面白いですし、参考になる箇所もいくつかあったので気になったら読んでみるのもいいかなと思います。

高評価な理由
  • 物語形式になっている
  • 物語形式になっているため、登場人物の会話部が名言に聞こえること

※普通のビジネス本だったら、こんなに高評価はつかないと思う(正直な意見でごめんなさい)

『転職の思考法』の内容

主人公の「青野」が転職を考えている時に、以前騙された転職エージェント「赤神」に出会う。

赤神は黒岩という転職コンサルティングの秘書をしており、青野は赤神から黒岩を紹介される。

そこで、青野は黒岩から転職する時の考え方や思考法を学ぶ。いろんな悩みや葛藤をへて同僚と一緒に転職を果たす。

ざっくり説明すると、このような内容です。

先にも言った通り、物語になっているので2時間くらいあれば読めてしまいます。

そして、この本を読んで大事だなと思ったところを抜き出してみようと思います。

マーケットバリューがある人間には自由があたえられる

この本の中で転職を成功させるのに大事なことは「マーケットバリュー」を高めることと言っています。

このマーケットバリューは「市場価値」のことです。

そして、このマーケットバリューは3つに分割することができます。

マーケットバリューは3つに分けられる
  1. 技術資産:どんな会社からも必要とされる高い技術力を持った人
  2. 人的資産:どんな人間とも仲良くなれ、可愛がられる力を持った人
  3. 業界の生産性:特に才能がなくても、安定して高い給与をもらい続ける人

以上の3つです。そして、この3つを伸ばすことが大事です。

この3つを結んだ箱が大きいほど、給与の期待値は高く、小さいほど給与は低い。そして、理想的なキャリアは少なくとも2つ以上が高い。

『転職の思考法』より

しかし、年代によっても身につけるべき技術は違うと言っています。

20代は専門性、30代は経験を取れ!

主人公の青野は逆なんじゃないと思います。この本を読んでいて僕もそう思いました。

なんとなく、20代はとにかく動きまくって経験値をあげて、30代で専門性を身につけると言うイメージがありました。

しかし、黒岩は続けます。

20代は専門性、30代以降は経験をとれ。これが結論だ。

専門性は、誰でも学べば獲得可能だ。一方で、経験はそうではない。

『転職の思考法』より

経験はそうではない?

どういうこと?と思ってしまいましたが、答えはこうです。

専門性のある人間にこそ「貴重な経験」が回ってくる、こういう構造なんだ。

そもそも貴重な経験は簡単に得られるものではない。

会社の重要なプロジェクトはいつも専門性の高いエース社員が任される。

専門性のないやつに打席は回ってこない。

『転職の思考法』より

確かに言われてみればそうですね。

専門性のない人に仕事を任せようと思う上司はいませんよね?いつも中心にいるのは仕事のできる人のはずです。

そして、最後にマーケットバリューにおける注意点も書かれています。

どんな業界を選ぶかでマーケットバリューは上下する

どんなに大変な仕事でも給与が安い業界があります。また、それほど大変ではないのに高い給与をもらっている業界もあります。

例えば、介護など一番分かりやすいですよね。

このようにマーケットバリューはどんな業界を選ぶかで上下してしまいます。

産業別のGDPの差は20倍ある。

だから生産性のある仕事に就職しろが答え。

『転職の思考法』より

給与面だけを考えれば、マーケットバリューが高い業界に就職するのが正解だと僕も思います。

しかし、給料だけを目的に働いている人だけではないですよね。

例えば、さっき言った介護もそうです。

給料が低くてもやりがいを求めて働いている方もたくさんいます。そして、その環境で満足している人がいても別にいいと思う。

そして、本書では一番ダメなのが生産性が低くて、成長が見込めない産業で働くこととまで言っていて??と思いました。

とここまでが前半部分です。

前半部では転職を成功させるために必要なこと、考え方、マーケットバリューの高め方などが超現実的に述べられています。

そして、後半になると「これからの働き方」についての話に進んでいきます。

これからは好きなことが重要

これからは嫌々ながら仕事をする人間の数は減っていく可能性が高い。

そして、ウエディング業界や美容師を例にだしてこう言います。

いいか。なぜ給料が低くてもウエディング業界や美容師、テレビも制作会社などに希望者が絶えないと思う?

仕事にクリエイティブな要素があり、やりがいを感じやすいからだよ。

『転職の思考法』より

そして、これからはこうした「やりがい」を求めて働く方が増えていくと予想しています。

この本がでたのは2年前なのですが、予想は当たっていますね。例えばクリエイティブの代表みたいなyoutubeもこの2年くらいで人気に火がついた印象です。

それに、これからは生活のコストも下がっていくみたいです。ホリエモンも「仕事なんて必要なくなる、遊べ」といつも言っています。

そんな状況がうらやましい限りですが笑

しかし、注意も必要です。

なぜなら、好きなことで生きていくような社会になったら、困ってしまう人も出てくるということです。

どんな人が困ってしまうのかと言うと、それは「今まで嫌々仕事をしてきた人です」

これまで嫌々仕事をしていた人が、いきなり好きなことを探すなんて簡単なことではない。

加えて、それを仕事で実現するなんて至難の技だ。

『転職の思考法』より

少し怖い世の中になってしまいそうですが、大事なのは世の中の変化に乗ることです。

時代が変わることは仕方がない。あがいたところでどうにもなりません。

あとで途方に暮れてしまうようなことがない様に、今から先を見据えて準備するのが必要なことなのかなと思います。

まとめ:『転職の思考法』を読んで

今回は北野唯我さんの『転職の思考法』を紹介しました。

この本は「今転職を考えている方」や「今のまま働くことに疑問を持っている方」などに読んで欲しいと思います。

そして、転職を成功させるために必要なことは「マーケットバリュー」を高めることです。

マーケットバリューと言うのは「市場価値」のことで、3つに分けられます。

マーケットバリューは3つに分けられる
  1. 技術資産:どんな会社からも必要とされる高い技術力を持った人
  2. 人的資産:どんな人間とも仲良くなれ、可愛がられる力を持った人
  3. 業界の生産性:特に才能がなくても、安定して高い給与をもらい続ける人

そして、これからは「やりがい」を求める人が増えてきます

なぜなら、AIの導入などで生活コストが下がったりして、そんなに多く稼がなくてもよくなるからです。

そうなると人は自然と「好きなこと」に向かっていきます。

そして、この本のあとがきが素晴らしかったです。そこには「村上憲郎」さんの言葉も紹介されているので気になった方は読んだ方がいいです。

以上です。

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