【生き方に悩んだら読みたい本】岡本太郎『自分の運命に盾を突け』

自分の運命に盾を突け/岡本太郎

『いいかい、怖かったら怖いほど逆にそこに飛び込むんだ。やってごらん。』

岡本太郎の『自分の運命に盾を突け』を読みました。

岡本太郎さんの書籍には「孤独を受け入れて、自分の人生は自分で選択しろ」と言うメッセージがひしひしと感じられます。

この本を読んで欲しい方

何かにつまづいたり、悩んだりしている方におすすめしたいです。

何かにつまづいたり、悩んだりした時に必ず力になってくれる本だと思います。

まだ読んでいない方は今すぐ読むことをおすすめします。心に響く文章満載です。

生き方に悩んだら読みたい本【自分の運命に盾を突け】

では、なぜ岡本太郎の言葉がこれだけ人の心に響くのでしょうか?

それはこの本が『にらめっこ問答』と言う20代から30代の若者のリアルな悩みや葛藤を綴った人生相談を再構成したものだからです。

そんな人生相談に岡本太郎と言うウソ偽りなく誰にも流されることなく、自分の人生を生きてきた方が答えているから、こんなにも心に響く文章がたくさんあるのだと思います。

では、個人的にですが心に響いた箇所を3つあげてみます。

自分の運命に盾を突けを読んで心に残った文章3つ

  • キミも自分の運命と戦え
  • 全力で命を活かせば、ただの凡人でなくなる
  • 孤独はただの寂しさじゃない

以上の3つです。順番に見ていきます。

キミも自分の運命と戦え

画像出典:自分の運命に盾を突け

人間は本来、孤独だ。

誰もが孤独で、たとえ集団の中にいて、いいポストを与えられていても孤独だ。

そういうところから、どう生きがいを見つけていったらいいのか。

生きがいは自分の運命と戦うことだ。

寂しい寂しいと言うのは、自分に甘ったれてごまかしているだけだ。

『自分の運命に盾を突け』p11.より

岡本太郎の著作には孤独が根底にあります。この本でもそれは感じられます。

しかし、現在の多くの人が孤独を恐れているみたいに感じます。

常に友達と関わっている。または、職場でも1人になることを極端に恐れて何も言えなくなるなど。

僕も以前はこうした考えを持っていたので、そこから抜け出すのは勇気がいるのは理解できます。

しかし、そこから抜け出した今は職場などでも、自分の言いたいことは、はっきり言うようになったし、自分の人生を生きている感じがします。

自分の人生を生きるのには、まずは孤独になるけなとが不可欠です。

例えば、誰かの自慢話を聞いて、そして羨む。

そんなこと自分の人生にどんな意味があるのでしょうか?

自分の人生には関係ないですよね。

この本【自分の人生に盾を突け】のタイトルからみても、「流される人生に盾を突いて自分の人生を選択しろ」と言うメッセージなのかなと思いました。

全力で命を活かせば、ただの凡人でなくなる

画像出典:自分の運命に盾を突け

よく自分を凡人と言うヤツがいるけれど、それはうぬぼれだ。

自分を一般の水準並みだと決めつけてしまって、いい気になっているんだよ。

”われわれは凡人は”と言うのは自己逃避にすぎない。基準の中に自分を置いて仕舞えば安全だからね。

凡人だと言う人に限って、人生に甘えている。惰性的な生き方をして自分を許している。

『自分の運命に盾を突け』p201,p202

要するに自分を凡人だと思っていれば楽だからです。

岡本太郎さんはそのことを「自己逃避」と言っています。

今の現状から抜け出したいと思っても、自分の行動を変えていくのはかなりの労力が必要になります。

そんなとき自分に「どうせ自分なんか」と思わせておけば、こんなに楽なことはないですからね。でも、それは人生を歩んでいるとは言えないですね。

ただ流れに乗ってさまよっているだけです。

別に大きなことをしなくてもいいし、偉くなくいても、平凡のまま終わってもいいけど、逃げる口実を作ってそこに甘えることだけはしたくないと、この文章を読んで強く思いました。

孤独はただの寂しさじゃない。

画像出典:自分の運命に盾を突け

孤独はただの寂しさじゃない。孤独こそ人間が強烈に生きるバネだ。

孤独は充実したものだ。孤独だからこそ、全人類と結びつき、宇宙に向かって開いていく。

芸術とか哲学とか思想なんて、みんな孤独の生み出した果実だ。

『自分の運命に盾を突け』p220

孤独になることが多かったのでこの文章が心に響いた。

孤独こそ人間が強烈に生きるバネだなんて言っている人見たことなかったです。孤独でもいいんだと思えるようになったきっかけです。

そして、今、この孤独感に苛まれている人はたくさんいる。

でも、孤独だからと言って無意味なことに時間を使うのは考えようだと思います。

例えば、寂しさを紛らわすために人と会う、またはだれでもいいから付き合う、結婚するひとだっていると思います。

でも、岡本太郎も言っているけど、「孤独感」なんて人間なら誰でも持っているものです。なので、そんなことで孤独感は消えません。

もう受け入れるしかない。そして、自分の人生を生きれば孤独感なんてたいしたことないと思います。

次に岡本太郎さんについて簡単に紹介します。

岡本太郎について 

『太陽の塔』があまりに有名な芸術家。本人によると職業は「人間」らしい。

1911年生まれ。1929年、18歳の時にフランスに渡仏。1940年までフランスで様々な芸術や文化を学ぶ。

その後、フランスにドイツが侵攻したのをきっかけに日本へ帰国。戦争を経験したのち1960年にはメキシコに滞在。

同地に滞在中、現地のホテル経営者から壁画の制作依頼を受ける。これがのちに岡本の代表作のひとつとされる「明日の神話」となる。

1996年に以前から患っていたパーキンソン病による急性呼吸不全で死去。84歳。

>>詳しい経歴はこちらから

まとめ自分の運命に盾を突けを読んで

今回は岡本太郎さんの『自分の運命に盾を突け』の紹介でした。

この本は人生相談の連載が元になっているので、どう生きるかなど、人生に悩んでいる方の参考になると思います。

そして、岡本さん自身も自分に正直にまっすぐに生きた方だったので、どの文章も心に響くものばかりです。そして、その中から紹介したのは以下の3つです。

  • キミも自分の運命と戦え
  • 全力で命を活かせば、ただの凡人でなくなる
  • 孤独はただの寂しさじゃない

岡本太郎さんが現在若い人のなかで支持を集めているのも、他人に流されずに自分の人生を選択しようという方が増えたのかなと想像します。

生前はなにかと変わりものに写っていた岡本太郎さんでしたけど、それも自分の道を行っていたからこそ、そう見えていたんだろうなと思います。

今回は以上です。ありがとうございます。

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